経団連会長、万博誘致で意欲語る
経団連の榊原定征会長は11日、大阪市内で記者会見し、2025年大阪開催を目指す国際博覧会(万博)について、「環境、エネルギー、健康・医療など世界が直面する課題に対して日本が先進的に取り組む姿を示す場にしたい」と意欲を語った。誘致委員会会長として「日本経済にとって重要なので、国内の機運醸成にも力を入れたい」と強調した。
榊原氏は会見に先立ち、会場候補地の人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)を松井一郎大阪府知事の案内で初めて視察した。「きちんと整備された100ヘクタール超の更地がある。他の立候補国と比べて大きな強みだ」と評価。候補地の北隣に大阪府・市がカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致を目指している点には、「万博とIRは別物だが、経済面だけ見れば二つが共存することで補完効果、相乗効果が期待できる」と指摘した。
榊原会長は、関西の経団連加盟企業と懇談するため、来阪。懇談会では早川茂副会長(トヨタ自動車副会長)らも、万博に関して「関西以外の地域での機運盛り上げに努めたい」「社会変革の大きな機会になる」と語った。【真野森作、宇都宮裕一】
