馬券払戻金名目で1320万円詐取の疑い

兵庫県警本部=神戸市中央区下山手通5 © 神戸新聞NEXT/神戸新聞社 兵庫県警本部=神戸市中央区下山手通5

 馬券購入代行を名乗って金をだまし取ったとして、兵庫県警捜査2課などは20日、詐欺の疑いで、自称飲食店員の高仲亮介容疑者(36)を逮捕した。

 逮捕容疑は数人と共謀し、3月下旬~6月13日、地方競馬などの馬券の購入を代行する架空会社を名乗り「馬券が当たった。払戻金の30%を礼金として振り込めば、後で全額が振り込まれる」などとして、長野県飯田市の建設業男性(70)から38回に分けて計1320万円を入金させた疑い。同課は認否を明らかにしていない。

 県警はこれまでに東京や千葉の男4人を逮捕。供述などから、高仲容疑者が取りまとめや資金の管理をしていたとみており、詳しく調べる。

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