がん遺伝子検査を保険適用に 厚労省

厚生労働省は、がんに関連した遺伝子の変異を一度に調べられる一括検査を保険診療で行えるようにする方針を固めた。

2018年度中の実現を目指す。個々の遺伝情報を活用して最適な治療法を選択するがんゲノム医療の加速化を狙う。

がんは遺伝子の変異によって増殖などの仕組みが違い、効果的な薬も異なる。肺、膵臓(すいぞう)などのがんでは、特定の遺伝子を調べる検査が保険適用されている。

一括検査は、次世代シーケンサーと呼ばれる装置を使い、採取したがん細胞の遺伝子を網羅的に調べる。100種類以上の遺伝子を一度に調べ、その変異を検出することができ、がんの診断や治療薬の選定がより効率的に行える。

現状では保険が利かず、一部医療機関で患者が費用を全額負担する自由診療として行われている。費用は40万~100万円程度。

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