副報道官、米大統領の女性侮辱を擁護
(Bloomberg) -- ホワイトハウスの副報道官は29日、トランプ大統領が女性キャスターを侮辱したツイートをめぐり、有権者はトランプ氏がどのような人間か分かっていて大統領に選んだはずだと述べて、トランプ大統領を擁護した。このツイートに対しては共和党議員からも批判を招いていた。
トランプ大統領は29日のツイッター投稿で、MSNBテレビの報道番組「モーニング・ジョー」の女性キャスター、ミカ・ブレジンスキー氏を「クレージー」だと評した上で、昨年12月にブレジンスキー氏に会うのを拒否した際、顔のたるみを取る「フェースリフトでひどく出血していた」と述べた。ブレジンスキー氏はジョー・スカボロー氏とともにキャスターを務める29日の同番組でトランプ大統領の行動を批判したものの、何が大統領の逆鱗(げきりん)に触れたかは不明。
ホワイトハウスのサンダース副報道官は定例ブリーフィングで、大統領はブレジンスキー氏の番組で「情け容赦なく非難」されており、「トランプ氏はおとなしく黙って、リベラルなメディア、ハリウッドのエリートらから攻撃されるままではいない」と指摘。大統領は他の人よりも高度な行動規範を持つべきだとの考えを否定した。
原題:White House Defends Trump Attacks on MSNBC Host Mika Brzezinski(抜粋)
--取材協力: Margaret Talev 、 Justin Sink
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