都議選 投票率アップにあの手この手

【東京都議選】選管、投票率アップにあの手この 文京区は18歳巨人選手を起用/都はイメキャラに女優: 文京区が新たに有権者となる18歳に送付している選挙についての小冊子「バースデーレター」 © 産経新聞 提供 文京区が新たに有権者となる18歳に送付している選挙についての小冊子「バースデーレター」

 7月2日投開票の都議選に向け、都内の各選挙管理委員会は投票率アップに向けた取り組みを行っている。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられた昨年7月の参院選以降、特に若年層の投票率を上げようと工夫を凝らす。

 文京区では、昨年6月以降、年4回行う選挙人名簿の定時登録の際、新たに有権者となる区内の18歳を対象に、投票の方法など有権者として必要な知識をまとめた小冊子「バースデーレター」を送付している。

 今年度のレターには、「同世代からメッセージを」と、区内に本拠地の東京ドームがあるプロ野球巨人のルーキー、高田萌生選手(18)、大江竜聖選手(18)を起用。2人が対談形式で自らの選挙への考え方を話すなどして、投票を促している。

 同区は昨年7月の参院選で、18歳の投票率が都内自治体最高の74・9%。同区選管の担当者は「レターの効果があったのではないか」としている。

 また、国分寺市では、昨年の参院選でほかの世代と比べ投票率が低かった20代向けに、都議選と同日に行われる市長選の日程や投票の呼びかけを印刷した紙ナプキンを9万5千枚作成。市内にある東京経済大学の学生食堂のほか、若年層が立ち寄りそうな喫茶店、居酒屋などの協力を得て、卓上に置いてもらっている。

 市選管の戸部伸広事務局長は「協力店では、友人らで紙ナプキンを見て選挙の話をしていると聞く」とし、反応は上々のようだ。

 都選管は今回、今年選挙権を得たばかりの18歳の女優、橋本環奈さんをイメージキャラクターに起用。24日に新宿区で行われたイベントでは橋本さんが「投票に行って」と呼び掛けた。

 都選管の小倉由紀・広報啓発担当課長によると、来場した高校生らが選挙について会話していたといい、「若い人たちは呼び掛けに反応している。特に同世代の呼びかけは自分にも選挙権があると意識できるのではないか」と効果に期待している。

Category: ,