金井さんら乗り込んだISS 肉眼で観測
© 読売新聞 東京スカイツリー上空を通過する、金井宣茂さんらが乗り組んでいる国際宇宙ステーション(ISS)の光跡(10秒間露光)(27日午前6時11分、東京都墨田区で)=園田寛志郎撮影
27日早朝、日本人宇宙飛行士の金井宣茂(のりしげ)さん(41)らが乗り組んでいる国際宇宙ステーション(ISS)が、日本上空を通過する様子を、肉眼で観測できた。
ISSは、夜明け前の午前6時11分頃、気温3度近くまで冷え込んだ東京スカイツリー(東京都墨田区)付近の上空を、南西から北東へ、明るく、ゆっくりと移動していった。
日本の実験棟「きぼう」が設置されているISSは、観測条件が良ければ、日本各地で見ることができ、宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))のホームページで、通過する時間や方角などの情報が公開されている。