日産「GT-R」の2018年モデルを発売

© Autoblog 日本版 提供

日産は16日、スーパースポーツ「GT-R」とそのさらなる高性能版「GT-R NISMO」の2018年モデルを発表。同日より販売開始した。

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2007年の発売以来、毎年この時期になると改良が施されてモデルイヤーを重ね、気が付けば既に10年が経過したR35型日産 GT-R。発表によれば、2018年モデルでは、これまで「GT-R NISMO」と「GT-R Premium edition」に標準設定されていた「国土交通省認可 サッチャム欧州カテゴリーⅡ準拠 車両防盗システム」が、全グレードに標準装備されたこと、そして車載インフォテインメント・システムが、iPhoneを接続して様々なアプリを使うことができる「Apple CarPlay」に対応したことの2点のみ。2017年モデルで大規模なマイナーチェンジがあったこともあり、10周年とはいえ、走行性能面の向上などは、今回はないようだ。世界に誇る高性能車なのに"完成検査不備"で世に出た車両があることが発覚したばかりの今は、なるべく控え目にしてやり過ごそうということかもしれないが。

消費税込み価格は、上述の車両防盗システムが装備されたモデルのみ27万円ほど値上げされ、「GT-R Pure edition」でも1,023万840円からと、ついに全グレードが1,000万円を超えた。

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