ヤフー川辺次期社長「板挟み状態」

ヤフーの次期社長に内定した川辺健太郎副社長執行役員=24日午後、東京都港区 © 時事通信社 ヤフーの次期社長に内定した川辺健太郎副社長執行役員=24日午後、東京都港区

 ヤフーは24日、次期社長に川辺健太郎副社長執行役員(43)が昇格する人事を内定したと発表した。経営幹部の若返りを図り、主力のインターネット通販、広告両事業の収益力を一段と強化する。川辺氏は同日、東京都内で記者会見し、「ヤフーは(事業開始後)これまでの21年間、膨大なデータを集めてきた。この力で既存事業をより効率的、効果的にしたい」と抱負を述べた。

 川辺氏は4月1日付で副社長のまま最高経営責任者(CEO)に就任し、6月の株主総会を経て代表取締役社長となる。一方、宮坂学社長は総会後に代表権のない会長に就く予定だ。

 宮坂氏はトップ交代の背景について「新たに『データの会社』へ移行するには、新しいリーダーシップで行うのが適切」と説明した。

 川辺氏は「ヤフーは気鋭のベンチャーからは突き上げられ、世界的IT大手とも競争し、板挟み状態にある」と指摘。その上で、「ベンチャーには資金力で、IT大手には、国内で膨大なデータを持つ強みを生かし対抗したい」と意気込んだ。 

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