三菱マテリアル元工場長ら書類送検へ

 三菱マテリアル四日市工場(三重県四日市市)で2014年1月、熱交換器が爆発して同社社員ら5人が死亡、13人が重軽傷を負った事故で、県警は22日までに、業務上過失致死傷容疑で当時の工場長(59)と副工場長(58)を来月上旬にも書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。  捜査関係者によると、工場長は14年1月9日に熱交換器の洗浄作業を行った際、交換器の内部に十分な水を注入して化合物を安定化させる指示をせず、安全対策を怠ったとされ、副工場長は工場長への助言を怠ったとされる。   同工場は半導体向けシリコンを製造。爆発は午後2時5分ごろ、長さ約6メートル、直径約1メートルの円筒形をした熱交換器を屋外で洗浄するため、ふたを外した直後に発生した。爆発により約300キロのふたが約10メートル吹き飛び、周囲で作業していた同社や協力会社の社員らが巻き込まれた。  県警は事故後、同工場を家宅捜索するなど捜査を続けてきた。外部有識者らの事故調査委員会は14年、熱交換器内部に付着した物質が、ふたを外した際の衝撃により爆発したとする調査結果をまとめている。(了)

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