遠かった2死、勝敗決した六回の継投

 「日本シリーズ・第5戦、DeNA5-4ソフトバンク」(2日、横浜スタジアム)

8回、投手交代をつげるためにベンチを出るソフトバンク・工藤監督(右)=横浜スタジアム(撮影・堀内翔) © デイリースポーツ/神戸新聞社 8回、投手交代をつげるためにベンチを出るソフトバンク・工藤監督(右)=横浜スタジアム(撮影・堀内翔)

 2年ぶり8度目の日本一に王手をかけていたソフトバンクは、六回にあと2死がとれず逆転負けを喫して連敗。対戦成績は3勝2敗となった。

 一転、二転した接戦となった。初回、2死二塁から内川の右線二塁打で先制。筒香の2ランで逆転された直後の五回にはデスパイネの中犠飛と中村晃の勝ち越し2ランで2点のリードを奪った。

 しかし、六回に暗転した。四回2死まで完全投球をしていたバンデンハーグが四回に筒香に2ランを浴び、六回は安打と四球で1死一、二塁となり降板。2番手モイネロは筒香に中堅左に適時二塁打を浴び、なおも1死二、三塁から宮崎に中前適時打されて同点とされた。なおも一、三塁から代打嶺井の二ゴロを明石がファンブル(記録は失策)して勝ち越し点を奪われた。

 ソフトバンクの救援陣は、セットアッパーに森、岩崎、守護神にサファテが控えている。シーズンでは六回を終えてリードをしている試合は76勝3敗と絶対的な強さを誇っていた。それだけに六回にリードを守り切れば、勝つ確率が高かった。

 七、八、九回といずれも走者を得点圏に進めながらあと1本が出なかった。シーズン中に六回が終わってビハインドの場合は6勝41敗と数字通りの結果になってしまった。それだけに六回の守りが分岐点となった。

 3日の移動日をはさみ、4日から本拠地・ヤフオクドームに戻って日本一を目指す。

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