北朝鮮監視を強化、IAEA専門チーム
【ジュネーブ=笹沢教一】北朝鮮が昨年9月の核実験以降も寧辺(ヨンビョン)の原子炉などを稼働させ、活発な核開発活動を続けていることが、国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長がまとめた報告書でわかった。
報告書は9月にウィーンで開かれる理事会に提出される。
本紙が入手した今月25日付の報告書で天野事務局長は、新たに認められた核開発活動を「重大な懸念」「非常に遺憾」と厳しい表現で非難している。監視強化のため、初めて北朝鮮を対象にした専門の監視チームを、査察部門内に設置したことも明らかにした。
報告書によると、過去1年にわたる衛星画像の分析で、寧辺の5000キロ・ワット黒鉛減速炉から、運転中を示す蒸気の排出や原子炉の熱で温められた排水が確認された。
Category: News, World News
