黒潮が大蛇行か、高潮で浸水被害恐れ

 気象庁は30日、黒潮が紀伊半島沖で南へ蛇行しているため、船舶の燃費や漁業への影響に注意するよう呼び掛けた。蛇行は10月上旬にかけて続くと予想され、2004年7月から05年8月に起きた大蛇行以来の規模になる可能性がある。この時はシラスやカツオが不漁となった。  黒潮は通常、浜松市の沖合100キロ程度を流れているが、現在は沖合300キロ程度(北緯31.5度付近)を流れている。さらに100キロ程度南下する見込み。  黒潮の流れが変わったため、紀伊半島の東海上では温度の高い海水が取り残された形となり、同半島東岸では潮位が普段より10~20センチ高くなった。低気圧や台風が接近した場合、東海や関東の沿岸低地で浸水被害が生じる恐れがあるという。 (了)

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