ヤクルト2軍躍進で高津監督の株急騰

ヤクルト・高津2軍監督“チーム躍進”で株急騰 2年連続最下位→現在3位: 評価が急上昇している高津2軍監督(左)。真中1軍監督の後任候補に浮上? © zakzak 提供 評価が急上昇している高津2軍監督(左)。真中1軍監督の後任候補に浮上?

 22日に連敗を14で止めたセ・リーグ最下位のヤクルトだが、2軍では昨季までイースタン・リーグ2年連続最下位(7位)のチームを3位に押し上げている高津臣吾2軍監督(48)の株が急騰している。

 5月10日の時点で11勝22敗1分けの借金11で最下位の7位。ところが、そこから16勝4敗で6月10日に貯金1。6月25日には貯金を最大の7まで増やした。

 7月に入り、二塁で捕手の井野が出場。10、11日のロッテ戦は徳山が先発で2連投と1軍低迷のしわ寄せがモロに押し寄せ「野手は毎日10人野球」(2軍首脳陣)と試合をこなすのがやっと。20日は楽天に2-4で敗れ、貯金1の3位だが、それでも大健闘だ。

 1軍が負けまくる中、いったい何があったのか。「最初はチームの方針で、細かいことはやらない“真中野球”をやっていたが、打撃は7割は失敗する。優勝したとき(2015年)はそれがズバズバはまったが、そんなにうまく続くわけがない。バント、エンドランや細かいことをやるようになってから勝ち始めた」(2軍関係者)と手腕が評価されている。

 高津2軍監督は「采配はド素人だから、コーチと相談しながらやっている。2軍は結果を気にしなくていいので、俺も選手も失敗を恐れずに思いきってやっている」と説明。しかしBCリーグ新潟の監督として12年に独立リーグ日本一になった実績もあるのだから、ド素人は謙遜だろう。

 一方で「1軍がこうなっているのは、ファームの責任もある。“こういう選手がほしい”というリクエストに応えることができなかったこともあったし」と1軍低迷の責任も感じている。しかし、近年はドラフトや複数年契約選手などフロントのチーム作りが失敗している。せめて来季に向け、1軍で通用する戦力を育てていきたいところだ。(塚沢健太郎)

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