巡査、夜の署内で女性警官の下着盗む

兵庫県警姫路署=姫路市市之郷 © 神戸新聞NEXT/神戸新聞社 兵庫県警姫路署=姫路市市之郷

 勤務先の警察署内で女性警察官の下着を繰り返し盗んだとして、兵庫県警が17日午前、窃盗と建造物侵入の疑いで、姫路署地域課の男性巡査(22)を書類送検したことが、捜査関係者への取材で分かった。巡査は「女性の下着に興味があった」などと容疑を認めているといい、県警は同日付で停職6カ月の懲戒処分にした。巡査は同日付で依願退職した。

 捜査関係者によると、巡査は今年2月初旬から同17日にかけ、勤務時間外の夜に複数回、姫路署内の武道場の女性更衣室に侵入し、女性警察官4人が稽古後の着替え用などとして棚に置いたり、物干し竿にかけたりしていた下着計19点(約7400円相当)を盗んだ疑いが持たれている。

 同署では2月、県警の武道大会に向けた稽古が続く中、女性署員の1人が被害を訴え、県警が捜査していた。巡査は当時、地域4課直轄警ら隊に勤務。現在(退職時)は地域1課企画係で、体調不良などを理由に休暇を取っていた。

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