海外でも話題「謎の魚」の生態に迫る

 性別や年齢は不明で、ZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区)で試合がある日に幕張の浜から陸に上がってくる--。そんな謎めいた「生態」で注目されているのが、千葉ロッテマリーンズの新キャラクター「謎の魚」だ。試合中に姿を変えていくのが特徴で、5月のデビュー以来、ファンのみならず海外でも話題になっている。【富美月】

 球団広報メディア室によると、謎の魚には三つの形態がある。「第1形態」は試合前にスタジアムの大型ビジョンに映し出されて登場し、観客に語りかける。五回裏が終わると、チョウチンアンコウに足が生えたような「第2形態」となってグラウンドを走り回ったり、ジャンプしたり。最後はその口から骨のような格好の「第3形態」が現れ、バック転を決める。スタンドは大盛り上がりという。

ZOZOマリンスタジアムのビジョンに映し出された「第1形態」=千葉ロッテマリーンズ提供 © 毎日新聞 ZOZOマリンスタジアムのビジョンに映し出された「第1形態」=千葉ロッテマリーンズ提供

 今月9日、ZOZOマリンスタジアム。試合開始前、取材のため訪れた記者が外野ゲート付近で待っていると、第2形態の謎の魚がゆっくりと歩きながら姿を見せた。記者が撮影を始めると瞬く間に第3形態に。周囲にはファンも集まり人気の高さをうかがわせた。

 インターネット上でも「気持ち悪いけど面白い」「かわいい」と反響は大きく、米大リーグのサイトや英BBCのニュースサイトでも取り上げられた。広報メディア室の梶原紀章室長は「話題になると思っていたが、予想以上の反響」と手応えを感じている様子で、「新たな成長をする可能性もあるかも」と話す。パ・リーグ最下位から抜け出せない千葉ロッテ。謎の魚は低空飛行からの浮上に一役買うことができるか。

特技はバク転、側転、鉄棒

 球団広報メディア室を通じて「謎の魚」に疑問をぶつけてみた。

--出身地は。

 内房の海です。東京湾から浦賀水道周辺と言われていますが、私はよく分かりません。

--家族構成は。

 いっぱいいて数えられません。

--特技は。

 特技はバック転、側転、鉄棒。

--苦手なことは。

 機転を利かせたリアクション。

--好きな食べ物は。

 ロッテのチョコ、ガム、アイス。

--好きなスポーツは。

 野球と競馬。

--趣味は。

 ネットサーフィン。

--今の人気をどう受け止めているか。

 街をゆっくりと歩けなくなって困っている。また取材がノーギャラで憤慨している。

--将来の夢は。

 (NHKの)大河ドラマ出演。ゆるキャラグランプリ優勝。

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