トランプ大統領、TPP復帰検討を明言

世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)で演説するトランプ米大統領=26日、スイス東部ダボス(AFP=時事) © AFP 世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)で演説するトランプ米大統領=26日、スイス東部ダボス(AFP=時事)

 【ダボス(スイス東部)時事】トランプ米大統領は26日、スイスのダボスで開催されている世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)で演説した。自国の利益を最優先する「米国第一」の姿勢を続ける考えを強調。米国の利益になることを条件に、昨年離脱を決めた環太平洋連携協定(TPP)への復帰を検討することを明言した。多国間貿易の枠組みへの関与も視野に入れる考えを示した。

 トランプ氏は演説で、「『米国第一』が米国の孤立を意味するわけではない」と指摘。「(協定が)合理的な内容であれば、TPP各国との交渉を検討する」と表明し、グローバル化に背を向けがちな米国に対する懸念の払拭(ふっしょく)に努めた。

 通商政策では、「公平で互恵的な貿易」を追求すると改めて主張。知的財産権の侵害などの不公正な貿易慣行には「これ以上目をつぶってはいられない」と語り、通商ルールの順守を迫る方針を示した。名指しは避けつつも、中国などに厳しい対応で臨む考えをにじませた。 

Category: ,