札幌駅ホーム、正式に「地下案」検討

北海道新幹線=北海道知内町で2017年3月、竹内幹撮影 © 毎日新聞 北海道新幹線=北海道知内町で2017年3月、竹内幹撮影

 建設場所の決定が遅れている北海道新幹線札幌延伸時の札幌駅ホーム問題で、JR北海道と鉄道建設・運輸施設整備支援機構が10日、札幌市と北海道に対し、地下にホームを造る案を検討に加えると正式に表明した。場所は駅南側の「北5条・手稲通」を想定している。

 地下案は工事費が莫大(ばくだい)になることから検討対象から外れたが、協議が行き詰まりになったことや、札幌市内ではほとんどの区間で地下を走行する計画になったことから、再度浮上した。

 協議後の記者会見で機構の小島滋副理事長は「(工費が)高くなるのは容易に想定できる。JRと工期、利便性なども含め代替案になり得るか総合的に検討したい」と表明。地下案再浮上の背景には、在来線ホームを延長する従来案ではJRにも大きな工費負担が求められることがあり、西野史尚副社長は「こういう(厳しい)経営状況の中で(工費支出が)許されるのか」と再検討の理由を明らかにした。【日下部元美】

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