米航空、税制改革で旅客機購入も

(Bloomberg) -- 米サウスウエスト航空は、法人減税の実施で手元に残る資金を旅客機購入に充てる方針だ。保有機を増やすか、機材の入れ替えを進める。

  同社のゲーリー・ケリー最高経営責任者(CEO)は14日、税制改革が「われわれに成長加速を考えさせる」と述べた。連邦議会で審議が進められている法人税率引き下げが実現すれば、ダラスに本社を置くサウスウエスト航空にとって税負担が「数億ドル」減る可能性がある。

  同CEOは「われわれが成長加速を選ぶという判断をしなくとも、機材を新しくし始める機会を得ることになる」とも語った。航空業界団体がニューヨークで開いた会合でのスピーチの前に発言した。

  ケリーCEOはボーイングの737マックスについては追加発注を「確実」に検討するとしているものの、見込まれる発注規模についてはコメントを控えた。

原題:Southwest Airlines Mulls Using Tax Windfall to Order New Planes(抜粋)

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