石川さゆり、紅白に本音「他の歌も」
© スポーツ報知/報知新聞社 デビュー45周年記念リサイタルを行った石川さゆり
歌手の石川さゆり(59)が16日、東京・世田谷区の昭和女子大学人見記念講堂で、デビュー45周年記念リサイタルを行った。
この日、大みそかの「第68回NHK紅白歌合戦」で紅組歴代最多の40回目の出場が決定した。「初出場の時に先輩方が『来年も出られるといいね』と言ってくださった。あれから40年たつと思うと不思議な感じ」としみじみ語った。
77年に初出場後、唯一出場していない83年は産休中で臨月に入っていたため出場を辞退したが、NHKからの要請で応援ゲストで出演した。「一度だけ歌わないで出てるんです。だから、19歳から毎年、41回紅白に通ってるんです」とおちゃめに笑った。
紅白の舞台では、07年から代表曲「津軽海峡・冬景色」「天城越え」を交互に歌唱してきた。視聴者のリクエストに応えた上でのNHK側の選曲としながら、「他の歌もあるんです。私の中では、その年の石川さゆりの歌を歌って締めくくりたいとも思ってる」と新曲を歌いたい本音をのぞかせた。
来年の抱負を聞かれ、「4月の劇場公演まで45周年を走って、そこからはカッコ良く痩せたい。だからって、水着は着ませんよ」とニヤリ。「体力をつけて体質改善して、また違った歌が歌えたら」と飛躍を誓った。
ステージでは、45周年記念曲「百年の抱擁」など19曲を熱唱。昼夜2公演で4000人を魅了した。
Category: Entertainment, News